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精神症状に効果ある漢方薬

看護師

効能や値段について

漢方薬には色々な種類がありますが、特に精神安定に用いられる漢方に抑肝散があります。もともとこの漢方薬は、小児に対する夜泣きなどに処方されてきましたが、近年では大人の精神症状、例えば神経症や不眠症などに対しても適用されています。大人の精神症状については、うつ症状がベースになっていることが多いです。ところでこの抑肝散に含まれている生薬は、朮(じゅつ)・茯苓(ぶくりょう)・川?(せんきゅう)・当帰・柴胡・甘草・釣藤鈎(ちょうとうこう)の7種類から構成されています。この中でも釣藤鈎は興奮している神経系を緩和させる作用があり、柴胡には鎮静作用があるといわれています。これによって精神の安定に効果的とされています。また抑肝散の「肝」という文字は、現在の肝臓という意味ではなく、精神機能全般を指す言葉であります。肝の高ぶり、つまり精神症状の興奮を抑える漢方という訳なのです。このようにしてみると、抑肝散はブレーキ系の漢方薬といえるでしょう。精神安定に効果を示すためには、用法や用量をしっかり守って服用することが大切です。基本的に漢方薬は空腹時の方が体への吸収が良いといわれているので、食間又は食前に飲むと良いです。ここでいう食間とは、食後2時間のことを指しています。また成人の場合、抑肝散7.5gを1日2〜3階に分けて服用すると良いです。もちろん体重や症状に応じて服用量は調節されますが、それは処方する医師の指示に従います。漢方薬なのですぐには効果が現れず、一般的には服用後2週間程度で効果が現れてきます。子供や大人の精神症状を緩和させる抑肝散。最近では認知症患者の周辺症状をコントロールさせる目的で、高齢者に対しても処方されることが多くなりました。因みに認知症における周辺症状とは、幻覚・妄想・介護抵抗・興奮・暴言などのことを指します。このように抑肝散は、非常に身近な存在となった漢方薬の1つともいえるでしょう。一般的に病院やクリニックでは、服用しやすいエキス製剤が用いられています。エキス製剤とは煎じ薬を濃縮乾燥させたものでるため、そのままお湯に溶かすだけで飲めるため服用しやすいと評判です。ところで抑肝散は保険適用されている漢方薬であり、病院やクリニックで処方してもらえば保険が通ります。保険適用されている薬には薬価が設けられています。薬価とは国が決めた医薬品の公定価格のことであり全国一律です。因みに抑肝散の薬価は1g当たり11円(2018年現在)です。例えば1日7.5gを30日分処方されると、価格は7.5×30×11より2475円となります。ただし薬価は原則として2年に1度改定される決まりがあります。薬価が変われば、価格が変わってくることは知っておくと良いでしょう。一般的に抑肝散を含む漢方薬は、複数の生薬から構成されています。原料となる生薬は、その約8割を中国産で占めているといわれています。コストを抑えるためにも、国内での栽培・生産を広げることが課題となっています。ただし生産コストが抑えられても、それが薬価に反映されるかは不明です。しかし、安心や安全の観点からも国産の生薬が求められているといえます。

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